1969年
中日は近鉄の田辺修投手(25)=1㍍76、75㌔、右投げ右打ち、美馬商工出身、七年目=の獲得に成功した。中日は手薄な投手陣を補強するため、各方面を打診していたが二十七日、佐藤(アトムズ)に続く第二弾として、田辺を金銭トレードで受け入れることにしたものである。田辺は昭和三十八年近鉄に入団。四十年に5勝、四十一年に4勝をあげ、通算成績は133試合10勝21敗。フォームはやや変型だが、オーバースローの全力投球型で、そのピッチングにはかなりのスピードがある。難をいえば性格が過熱型なことと、コントロールが時折り不安定になるため、エキサイトすると一本調子になりやすいことだ。しかし、まだ一度も肩ヒジの故障を経験してないのは大きな強み。